2015年9月21日月曜日

益川敏英著「科学者は戦争で何をしたか」集英社新書


2015817日に出版されていた。
技術の最末端の末端にかろうじてぶら下がっている
私ですが、

先端的な技術は 常に
特殊団体と特殊な人の利益に結びついていく事を
認識し 嘆いている。

一方 環境を仕事にしている私は
過敏な環境保護団体の主張・行動には
溜息を吐くしかない。

 さて この本で
益川さんは 科学者として 淡々と過去を検証しながら
最後1章前の2章で結論を提示する。

第五章「暴走する政治と「歯止め」消滅」

第六章「「原子力」はあらゆる問題の縮図」 

この本は 科学論文では無いが
研究者が行う 命題の
論理と検証の繰り返しから論証した
論文的な本だ。 

さて この本に書かれている
「それはやり過ぎだろう」との沸点を越えた今
私は 考え 行動しよう。

2015年9月15日火曜日

9月15日の夜に

ホテルのそばの スーパーマーケットに行った帰り
高級そうなマンションばかりある 
人工島の無機質な公園のベンチで 
コンビニ弁当やらを並べ
手で食べていた 汚れた服を着ていた
初老の男の事を覚えておこう。

手で食べてる 初老の男の横で
白シャツ 半ズボンの制服を着た小学生達が
ペイントガンみたいなもので
撃ち合いをしていた事を覚えておこう。

綺麗な恰好をした 家族が歩く横で
汚れた作業服を着た男達が
足場をタタミ 現場を撤収していた事を覚えておこう。

酒が足りなくなって コンビニに
女子高生が お握りを選んでいた事
レジで お金が足りないのか
これは要らないですと
言っていた 若い男の事を覚えておこう。

電車に乗って 大丸前に行くのが
嫌になった自分の事を覚えておこう。

数か月ぶりに 戻った日本の2日間
何もしなかった自分の事を
覚えておこう 9月15日の夜に。







2015年9月6日日曜日

過ぎたるは猶及ばざるが如し

ほんのチョットだけ 髪の毛の1mm位愛している 姐さんの日記を読んだ。
ラーメン屋で ラー油の横に「髪留めバンド」がタッパーウェアに入っていて
御使用後は お持ち帰りくださいと書かれていたそうな。
ほんの少し気を使っている様で 無駄で失礼なサービス。

日本に帰ると 面食らうのは 過剰なマニュアル・サービス。
飲食店に入ると 注文の品を端末に入力し 御注文を繰り返してくれます。
そして 厨房に向かって 御注文を伝達 そして厨房から 御注文を繰り返され
大声で 「かしこまりました!」とか「喜んで!」と。
何の意味があるのか 端末!

ラーメン屋で 全部乗せなんて 注文したら 大騒ぎさ。
銅鑼鳴らされて 店員どころか 常連客まで 「喜んで!」と御唱和。
ラーメン出てくるときも 大声で
「御客様 御注文は 全部乗せでしたか?」と大声
「ハイ」と小声で答えると
「全部乗せ 御客様に入りま~す!全部乗せ ご賞味願いま~す!」
もう食べたくなくなる。

今年の春の昼食時 西葛西に行く用事があり
2時間位 時間を潰さなきゃならなかった。
「サイデリア」があったので 
550円ランチ+ドリンク+サラダバーのランチを食べて 
珈琲を呑みながら 本を読もうと入った。
「サイデリア」は、地元オババ、オジジの憩いの場
更に 20代、30代、40代っぽいカップルが
サラダバーをツマミに ワインを呑んでる。
幸せな人は 幸せに生きててね。

私は できたら 注文が何回も繰り返される事が無く
注文した料理が チャンと私の前に 現れ
食べ終わって 料金を払って 「御馳走様」と帰る時
店の人が 「ありがとう ございました」と小声だけど 
良く聞こえる声で 送ってくれる
そんな お店で 御飯が食べたい!

2015年9月5日土曜日

The Band of Band

どうして 何十年も The Bandに惹かれるのか?
ただ 好きなだけ 何だけどさ。
 
今日 「The Bandは 何故The Bandになったのか?」
みたいな ドキュメンタリーを観てた。
 
多くのミュージシャンが嫉妬したバンド。
クラプトンは「誰がリーダーか 分からなかった」
ジョージ・ハリソンは「誰か一人が唄う歌の為に ギターを弾く必要が無いバンド」
 
好きさ The Band!
今も キックを入れてくれる。
 
OK! Blues Stay Away fromMe
OK!Move to Japan
 
俺は 夢の河を観ながら 
何処かに 行こうかね。
 
 
 
 
 

2015年8月31日月曜日

定点観測 in 吉隆坡

少し遅く起きた月曜日の朝
わ~た~しの国では 独立記念日で祝日です。
 
 
 
日本のラリーも マレーシアのラリーも
昨夜 平和に終了。
世界同時抗議ラリー!
 
 
 
Bersih 4 Rallyを取り巻いていたPoliceが 突然 盾を置いた。
 
 
 
一晩 明けた 今朝は マレーシアでは「National Day」
数年前は「Independed Day」と言っていたのにね。
 
家の近所にある Air Forceからは 
御祝いのジェット機がTouch & Goを繰り返し、
そして 今朝のMerdeka Squareは 昨夜とちょっと違う姿を見せている。
 
 
あちらも こちらも どこでも
誰にも搾取されず 戦わず 平和に暮らせると良いのにね。
 
 
 
 

2015年8月29日土曜日

カツカレー@しにたい亭

さて 明日はいろんな事が起きるんだろうね。
わ~た~しの国でも 現政権に対する 行動をするそうだ。
で 道は あそこ そこ そこ 閉鎖されてるよ。
 
そんな時には 御昼御飯を食べよう。
 
踊る 緑豆麺
 
mint with・・・・・
まっ カツカレー
辛みは チリナンプラー
 
 
 
 

2015年8月27日木曜日

How I can love you over your identity!

40年近く前に レゲエを俺に教えてくれた人が居る。
その人は アパートの壁の向こうに ジャマイカを幻視し
「憧れのジャマイカ」を歌った。
 
その想いが 具現し アルバム「血を越えて愛し合えたら」に結実する。
 
このアルバムは 単純に ジャマイカに行って 
現地ミュージッシャン達とレコーディングしたアルバムでは無い。
 
そのミュージッシャンが何か月も前から
ジャマイカで生活し 細い糸を 手繰り寄せながら
太い糸に撚り合わせた。
 
撚り合わせられた糸は 俺に 昔も 今も 新しい出会いを生んでくれる。
 
 
 
 
 
印度土産の胡椒
水色のバンダナ
やわらかい頭
軽やかなブルーズ
雪で冷やした命の水
東南アジアの雨
飢えない世界
全ての民の春
そして ゆっくり しっかり はっきり やって来い
大きな自由!
Universal Freedom!