或る日曜日の朝
Blind Sweet Tanとのセッションを終えたが
予定していたトイレットペーパーとキッチンタオルの
買い出しは止めて 本を読む。
BGMは Lowell Georgeが生きている頃のLittle Featだ。
2時間弱で 読了。
前作「ランチのアッコちゃん」同様に
4話の短編のうち キーパーソンのアッコちゃんが
アッコちゃんとして登場するのは 2話のみ。
2話には アッコちゃんの店の名前が会話や
アッコちゃんらしき人の姿が行き交う街に垣間見えるだけ。
それも 神戸と梅田の話なんだ
で 今回は、3話目「シュシュと猪」がウレシイ。
本社転勤で 東京から神戸岡本に引っ越してきた塔子が
住人のお土地柄と猪ベティにウンザリしつつ
ホンの少しだけ 馴染んでいく 他愛の無い話。
神戸で生まれ 岡本の女子大に通い
卒業しても岡本でシュシュの店を開き
サークルの先輩後輩とも仲が良い3人娘の一人が言う。
「神戸女子のネットワーク、すごいでしょう?
大抵の人と、どっかでつながってるんよ」
でも 理解不能な事に
サークルの先輩って男子なのだが。
で 猪がフツーに 生活の中に存在する街。
この十年位 若い女性作家の小説をよく読む。
チョット軽妙で ホンの少しのハードな現実に
小さな幸福の種子が埋め込まれたような小説。
ナルホド。
少しだけ 分かった様な気がする
この作家達は 少女の頃に
くらもちふさこ、紬木たくや大島弓子等々を
読んで育った世代なんだろうなと。
2017年10月15日日曜日
2017年10月8日日曜日
2017年10月6日金曜日
Old Love Song
今夜は 40年近く前に亡くなった 同い年の従兄弟 恵介に出会った。
センチのFBにあった古い写真。
奴は 中学卒業後 高田から状況し
中野にある叔母のアパートに住んで 高校に行っていた。
俺は 時々 奴の所に泊まり
他愛も無い話をし ギターを一緒に弾いて 酒を呑んだ。
いつも酔っぱらって 話していたのは
奴は「いつか センチのローディーになるんだ!」
俺は「いつか 勇造のライブをやるんだ!」
馬鹿な 野望だ。
そして 奴は 大学卒業前に 築地のガンセンターに入院し
俺は 毎晩付き添い 奴の首に 埋め込まれたチャッキから
痰を吸い取っていた。
亡くなった時 従妹の聖子が
欲しいレコードを持ってって。
俺はセンチのレコードを持ってかなかった。
それは 恵介のものだから。
奴は 大型免許を取る前に 亡くなったから
センチのローディーにはなれなかったけど
今も センチは歌ってるよ
お前の作ったOld Love Songを。
センチのFBにあった古い写真。
奴は 中学卒業後 高田から状況し
中野にある叔母のアパートに住んで 高校に行っていた。
俺は 時々 奴の所に泊まり
他愛も無い話をし ギターを一緒に弾いて 酒を呑んだ。
いつも酔っぱらって 話していたのは
奴は「いつか センチのローディーになるんだ!」
俺は「いつか 勇造のライブをやるんだ!」
馬鹿な 野望だ。
そして 奴は 大学卒業前に 築地のガンセンターに入院し
俺は 毎晩付き添い 奴の首に 埋め込まれたチャッキから
痰を吸い取っていた。
亡くなった時 従妹の聖子が
欲しいレコードを持ってって。
俺はセンチのレコードを持ってかなかった。
それは 恵介のものだから。
奴は 大型免許を取る前に 亡くなったから
センチのローディーにはなれなかったけど
今も センチは歌ってるよ
お前の作ったOld Love Songを。
2017年10月2日月曜日
Don't Throw Your Gabage
さて この数年 勤務先で エコやら 菜食やら
弁当持参者が増え 会社に掛け合って 弁当箱までゲットしている。
いや いいんだ 君達が健康志向でいる事はね。
曰く お弁当は環境にやさしい?
曰く 肉食はCO2を増加させる?
フムフム。
そして 燃えるもの 燃えないもの リサイクルできるもの
分別しましょうって。
でもね 僕はそんな 君達に言いたいのだよ。
貴方達が 自作お弁当をを食べた
パントリーのシンク。
お弁当箱を洗う 良いね。
が 根本的に 環境に優しくないのは
残ったご飯粒やら 野菜やら
油やら シンクの上に残っている。
あのね これをそのまま 流せば Uトラップ 排水管が詰まる
その上 下水処理場への負荷が超増大する。
できれば 弁当箱を洗う前に
残りかすをぬぐい取り 燃えるゴミに入れてね。
で できれば シンクで洗った後
濡れまくりの辺りを 拭いてください。
そして 自分のコップは 自分で洗ってください。
朝 ミロが入ったマンマのコップがシンクにあるのは
気が滅入る。
弁当持参者が増え 会社に掛け合って 弁当箱までゲットしている。
いや いいんだ 君達が健康志向でいる事はね。
曰く お弁当は環境にやさしい?
曰く 肉食はCO2を増加させる?
フムフム。
そして 燃えるもの 燃えないもの リサイクルできるもの
分別しましょうって。
でもね 僕はそんな 君達に言いたいのだよ。
貴方達が 自作お弁当をを食べた
パントリーのシンク。
お弁当箱を洗う 良いね。
が 根本的に 環境に優しくないのは
残ったご飯粒やら 野菜やら
油やら シンクの上に残っている。
あのね これをそのまま 流せば Uトラップ 排水管が詰まる
その上 下水処理場への負荷が超増大する。
できれば 弁当箱を洗う前に
残りかすをぬぐい取り 燃えるゴミに入れてね。
で できれば シンクで洗った後
濡れまくりの辺りを 拭いてください。
そして 自分のコップは 自分で洗ってください。
朝 ミロが入ったマンマのコップがシンクにあるのは
気が滅入る。
2017年9月28日木曜日
富士見ロマン文庫を想う
1970年代後半に 創刊され 20年位続いた 文庫シリーズ。
古今の欧米の性愛小説を 月に2,3冊出版していた。
カバーは 黒 そこに 金子国義の作品が装丁されていた。
小説の挿画も 金子国義だ!
金子国義の作品集は 当時 俺には高価だったので
富士見ロマン文庫を購入し続けた。
50冊位を越えた 或る日 俺は
カバーを切り 黒の羅紗紙に
均等に四隅の切込みを入れ
カバーを挿していった。
そして ベッドが押し付けられている
壁に 貼っていった。
毎月 増えていく 壁紙さ。
六畳の部屋で 金子国義の絵が増殖する。
そんな部屋で 倖せに眠った。
古今の欧米の性愛小説を 月に2,3冊出版していた。
カバーは 黒 そこに 金子国義の作品が装丁されていた。
小説の挿画も 金子国義だ!
金子国義の作品集は 当時 俺には高価だったので
富士見ロマン文庫を購入し続けた。
50冊位を越えた 或る日 俺は
カバーを切り 黒の羅紗紙に
均等に四隅の切込みを入れ
カバーを挿していった。
そして ベッドが押し付けられている
壁に 貼っていった。
毎月 増えていく 壁紙さ。
六畳の部屋で 金子国義の絵が増殖する。
そんな部屋で 倖せに眠った。
2017年9月27日水曜日
パッチギ!LOVE&PEACE を再び観る
俺が大好きな男 サクマに刺激されて
DVDを引きづり出して観てしまった。
井筒監督の「パッチギ!」の続編だ。
この二つの映画は 年代 地域設定が
1968年京都と1974年東京だ。
俺の小学生後半 独りで電車を乗り継いで
中野の進学教室に行っていた時と
上板橋の高校に通っていた時だ。
池袋から山手線に乗り お菓子工場を過ぎた辺り
線路沿いには チョット広がった地べたで
何かがばら撒かれ そこから何かを拾う仕事をする人達が居た。
高校に通うには 赤羽線に乗る。
十条駅と東十条駅は 歩ける距離だ。
まだ乱暴者が居て 赤羽線はパッチギそのものが日常だった。
高校一年 自己紹介で
中学までは日本姓でしたが
ここからは 朝鮮姓の趙ヨンチュンだと
長身リーゼントの奴が言った。
なぜか気が合って 俺達は
一緒にバンドをしたり
働いてからも 子供ができてからも
家族ぐるみで お互いの家を行き来した。
奴は 薬剤師を辞め 親爺の仕事をし始めたのが
地上げとバブルの頃だ。
でも 俺達は 渋谷のガード下やら 新宿ションベン横丁で
呑んでた。
バブルがはじけて
奴とは連絡がつかない
三茶の家に行ってみたが もぬけの殻だった。
ヨンチュン 呑もうぜ 弾こうぜ 歌おうぜ!
一緒にやった さるまたの歌をさ。
DVDを引きづり出して観てしまった。
井筒監督の「パッチギ!」の続編だ。
この二つの映画は 年代 地域設定が
1968年京都と1974年東京だ。
俺の小学生後半 独りで電車を乗り継いで
中野の進学教室に行っていた時と
上板橋の高校に通っていた時だ。
池袋から山手線に乗り お菓子工場を過ぎた辺り
線路沿いには チョット広がった地べたで
何かがばら撒かれ そこから何かを拾う仕事をする人達が居た。
高校に通うには 赤羽線に乗る。
十条駅と東十条駅は 歩ける距離だ。
まだ乱暴者が居て 赤羽線はパッチギそのものが日常だった。
高校一年 自己紹介で
中学までは日本姓でしたが
ここからは 朝鮮姓の趙ヨンチュンだと
長身リーゼントの奴が言った。
なぜか気が合って 俺達は
一緒にバンドをしたり
働いてからも 子供ができてからも
家族ぐるみで お互いの家を行き来した。
奴は 薬剤師を辞め 親爺の仕事をし始めたのが
地上げとバブルの頃だ。
でも 俺達は 渋谷のガード下やら 新宿ションベン横丁で
呑んでた。
バブルがはじけて
奴とは連絡がつかない
三茶の家に行ってみたが もぬけの殻だった。
ヨンチュン 呑もうぜ 弾こうぜ 歌おうぜ!
一緒にやった さるまたの歌をさ。
2017年9月8日金曜日
亜細亜の子供旅団 最后の彷徨
朝だ 目覚めろと ヤンゴンが言った。
で 三人分隊維 西側の路地を徘徊す。
東の路地よりか 落ち着いた路地が続く。
そこでは 人の生活が 苔生した建物の内外で
営まれている。
朝の煮豆売りが 路地にやってくると
建物の上階で 洗濯物を干していた 女が呼び止める。
旅団はその後 シャン料理屋で昼食後
シェンダンバゴタに タクシー2台で 分乗し向かう。
合流点 西入口のエスカレーター ポイントには 別分隊が居ない。
待つ事 十分 それで十分 生きていれば それで十分♫
中に入れば その内 回廊で会えるだろう。
ブラブラと寺院を歩き 少しマッタリしていると
向こうから ブラブラ歩いてきた分団が見えた。
二人の胸には 誇らしげに"E"が!
我が分隊は"W"だ。
まっ 仕方無いのだ
この分隊長は 40年以上も前から 叫んでおられる
「それが 東か西か北か南かは知らん~」と!
そうですね あの山が見えれば北 この海や川が見えれば南
ランドマークがなけりゃ 分かりませんね。
方位磁石 移植してやろか!
そして この分隊長がエスカレータとエレベータが
違う移送機械である事を認識していないのだと僕は 知った。
が あれ これはおかしいぞ 4人分隊なのに二人しかおらん?
分隊長に訊く 他の二人はと?
二手に分かれ 右回り 左回りで
貴君達の捜索にあてた 効率的やろ?っと。
嗚呼 分隊長 その作戦は 二次遭難を招くのだよ。
座して 待つ事 数十分
二人分隊が ようやっとやって来た。
「いろいろ拝んでたら 迷っちゃって~」
僕は 本当に 心配したのだよ
貴女達が 何処かの路地で 攫われて
明日の朝には 何処かで 売られている事を!
まっ 持ってけ泥棒 十両付けるから お願い持って行ってっと。
さ そんなこんなで 亜細亜の子供旅団は 散開さ
また いつか どこかで ヘロヘロ 歩き
路上で 御飯を食べ 路地裏に入り込もうね!
再見!
で 三人分隊維 西側の路地を徘徊す。
東の路地よりか 落ち着いた路地が続く。
そこでは 人の生活が 苔生した建物の内外で
営まれている。
朝の煮豆売りが 路地にやってくると
建物の上階で 洗濯物を干していた 女が呼び止める。
吊り下げられたクリップに 煮豆を挟み
スルスルと買い手に
そして 買い手は お代を投げ
売り手が拾う
幾つかの路地を抜け 僕達はモヒンガを食べた。
旅団はその後 シャン料理屋で昼食後
シェンダンバゴタに タクシー2台で 分乗し向かう。
合流点 西入口のエスカレーター ポイントには 別分隊が居ない。
待つ事 十分 それで十分 生きていれば それで十分♫
中に入れば その内 回廊で会えるだろう。
ブラブラと寺院を歩き 少しマッタリしていると
向こうから ブラブラ歩いてきた分団が見えた。
二人の胸には 誇らしげに"E"が!
我が分隊は"W"だ。
まっ 仕方無いのだ
この分隊長は 40年以上も前から 叫んでおられる
「それが 東か西か北か南かは知らん~」と!
そうですね あの山が見えれば北 この海や川が見えれば南
ランドマークがなけりゃ 分かりませんね。
方位磁石 移植してやろか!
そして この分隊長がエスカレータとエレベータが
違う移送機械である事を認識していないのだと僕は 知った。
が あれ これはおかしいぞ 4人分隊なのに二人しかおらん?
分隊長に訊く 他の二人はと?
二手に分かれ 右回り 左回りで
貴君達の捜索にあてた 効率的やろ?っと。
嗚呼 分隊長 その作戦は 二次遭難を招くのだよ。
座して 待つ事 数十分
二人分隊が ようやっとやって来た。
「いろいろ拝んでたら 迷っちゃって~」
僕は 本当に 心配したのだよ
貴女達が 何処かの路地で 攫われて
明日の朝には 何処かで 売られている事を!
まっ 持ってけ泥棒 十両付けるから お願い持って行ってっと。
さ そんなこんなで 亜細亜の子供旅団は 散開さ
また いつか どこかで ヘロヘロ 歩き
路上で 御飯を食べ 路地裏に入り込もうね!
再見!
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